埼玉県は22日、新型コロナウイルスの感染が確認されて入院中だった県内の患者1人が死亡したと発表した。県内で同ウイルスが原因で亡くなった人は初めて。

 県によると、遺族の意向で亡くなった患者の性別や年代、居住地、感染から死亡に至る経過などは公表できないとしている。県は、患者は入院途中から病状が重症化し、死の直前は人工呼吸器をつける状態だったとだけ明らかにした。基礎疾患もあったという。

 また、春日部市の50代女性と蓮田市の20代男性の2人の感染が新たに判明したと発表した。いずれも19日と21日に感染がわかった男女3人と同じ県内の会社に勤務。女性はせきの症状があるが、男性は症状がないという。同社の社員7人中残る2人は陰性だった。

 県内で確認された感染者は中国・武漢からチャーター機で帰国した4人を含め54人となった。