東京オリンピック(五輪)の聖火リレーについて、大会組織委員会は23日、ランナーによる聖火リレーを見送り、車でランタンを運ぶ方針を固めた。複数の関係者が明らかにした。リレーは26日に福島県のJヴィレッジから始まる予定だったが、出発式も簡素なものになるという。

 ランナーが走り、トーチを使って火をつなぐ場面は見られないことになる。しかし、車でランタンを運ぶことから「聖火リレー」の呼び方は維持する方針だ。ただ、組織委内には「ここまでしてやる意味があるのか」との声もあるという。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、国際オリンピック委員会(IOC)が東京五輪の延期を含めた検討を始めたことを受けた措置。IOCは4週間以内に結論を出すといい、関係者は「IOCの結論に沿って、また福島からリレーすることになるだろう」と見通しを語った。