昨年7月の参院選で初当選した河井案里参院議員(自民、広島選挙区)の選挙運動をめぐり、車上運動員に法定上限を超える報酬を支払ったとして、広島地検は24日、公職選挙法違反(買収)罪で案里氏の公設秘書ら2人を起訴し、発表した。地検は同日、連座制の適用を視野に、公判を迅速に進める「百日裁判」を広島地裁に請求。今後の判決によっては、案里氏の当選が無効となる。

 起訴されたのは、案里氏の公設秘書の立道(たてみち)浩(54)=広島市安佐南区=と、案里氏の夫で前法相の克行衆院議員(自民・広島3区)の政策秘書、高谷真介(43)=東京都葛飾区=の両容疑者。一方、事務長を務めた脇雄吾氏(71)については、処分保留で釈放した。地検はいずれも認否を明らかにしていない。