冬期間通行止めとなっている秋田県と岩手県を結ぶ山岳道路「八幡平アスピーテライン」で、4月15日の全線開通に向け除雪作業が急ピッチで進んでいる。道路を管理する鹿角地域振興局が24日、作業の模様を報道陣に公開した。

 今年の作業は3月3日に始まった。現在は鹿角市の蒸の湯ゲートから約3・5キロ、標高約1400メートルの地点まで作業を終えた。天候に恵まれ、1日あたり800メートルほど進んでいるという。雪の壁の高さはこの地点で約5・5メートルと、例年より50センチほど低い。

 バックホーですくった雪をブルドーザーが寄せ、ロータリー除雪車が豪快に吹き飛ばす。センターラインを確認しながら進むが、周囲の景色で現在地を確認、熟練の作業員の知識も欠かせないという。

 作業は4月3日に終わる予定。15日午前10時に岩手県側と同時開通、「雪の回廊」が楽しめる。(加賀谷直人)