大分県別府市の長野恭紘市長は24日、新型コロナウイルス感染拡大の影響でキャンセルが相次ぐ別府温泉の宿泊施設を盛り上げようと、今年の夏ごろまでに自腹で計20泊することを明らかにした。「別府エール泊」と名付けて市幹部や友人らも誘い、市内で合わせて1千泊することをめざすとしている。

 市旅館ホテル組合連合会が市内21施設を対象に実施したアンケートによると、3〜5月の予約状況は前年同時期の3割程度に落ち込む見通しだ。

 長野市長は宿泊前に検温し、マスクをつけて別府の魅力をSNSで発信する。「自分たちのまちを自分たちが守るというみなさんの行動があってこそ、将来の明るい光が見える」と話し、取り組みの市民らへの広がりに期待を示した。(加藤勝利)