プロ野球阪神タイガースの藤浪晋太郎投手らが、新型コロナウイルスの検査を受けて陽性が判明した。検査のきっかけは、嗅覚(きゅうかく)の異常だったという。こうした例は多いのだろうか。においの感覚がおかしければ、すぐに感染を疑ったほうがいいのだろうか。

 球団によると、藤浪投手は24日に「コーヒーなどのにおいがしない」と球団トレーナーに訴え、25日に病院で感染の疑いを指摘された。その後、26日にPCR検査を受け、陽性だとわかったという。

 実は、海外の感染が拡大している国では、同様のケースがあるとして、専門家から指摘が出始めていた。

 米国の耳鼻咽喉(いんこう)科頭頸(とうけい)部外科学会は22日、「新型コロナウイルス感染の兆候として、嗅覚・味覚障害がみられるとする報告が、世界的に急増している」と指摘。「感染の可能性を調べる検査項目に加える」ことを提案している。