7月1日から、プラスチック製レジ袋を有料にすることが全国の小売店に義務づけられる。コロナ禍で飲食店などのテイクアウトが広がる中、店側の対応は様々。レジ袋に代わって使う機会が増えるエコバッグで新型コロナウイルスへの感染をどう防げばよいか、注意点も探った。

 東京・丸の内などで、ハワイ風から揚げ弁当のキッチンカーを営む国弘友(ゆう)さん(42)は、ピンク色で店のロゴが入ったプラ袋を使ってきた。「目立つから宣伝効果があるんです」と国弘さん。

 今後は、有料化の対象外のバイオマス素材配合の袋に切り替える。費用はプラ袋より少し高くなるというが「お客さんのわずらわしさを考えると有料にはしづらい」。コロナ禍による在宅勤務で、客が以前より少ない事情もある。

 一方、銀座などでキッチンカー「TABELL」を営業する宮代麻美さん(34)は1日から、プラ袋を1枚10円にする。客の列ができる時もあり、代金を「1円」「2円」などにするとおつりの受け渡しに時間がかかるためだ。環境への影響を考えて紙容器を使う宮代さんは「ごみを捨てるときに袋を使いたい人も多いけど、お客さんにはなるべくエコバッグを持ってきてもらいたい」。

 エコバッグは、大手スーパーなどが以前からレジ袋の有料化を進めたこともあって定着しつつあるが、新型コロナの感染に関して「繰り返し使うエコバッグは不衛生で、感染リスクがあるのでは」と心配する人もいる。