神奈川県逗子市で2月、市道沿いにあるマンション敷地内の斜面が崩れ、県立高校の女子生徒(当時18)が亡くなった事故をめぐり、遺族がマンション管理会社側を業務上過失致死容疑で、マンションの区分所有者側を過失致死容疑で逗子署に告訴し、受理された。捜査関係者への取材でわかった。

 事故は2月5日午前8時ごろ発生。現場は高さ約15メートルの斜面で、市道から約7メートルまでは石積みで補強され、そこから上の部分が幅約8〜9メートルにわたって崩れて通行中の女子生徒が死亡した。県は3月、「低温等による風化を主因とした崩落」とする国土交通省の調査結果を公表していた。

 崩落との関係は不明だが、捜査関係者によると事故前、マンション管理人が斜面に地割れがあるのを見つけていたという。

 逗子市によると、現場は民有地。県は、急斜面であることなどから、2011年11月に土砂災害警戒区域に指定していた。(土屋香乃子)