新型コロナウイルスの影響で臨時休園していた東京ディズニーランドとディズニーシー(千葉県浦安市)が1日、約4カ月ぶりに営業を再開した。当面は予約制で入園者は半分以下にする。制約はあるが、「夢の国」に待ちわびた人たちの笑顔と歓声が戻った。

 曇り空の中、訪れた家族連れらは入り口付近で、フェースシールドをつけたスタッフから検温を受けた。マスク姿で約1メートルの距離を保ちながら列をつくり、午前8時になると園内へ入った。

 妻と生後7カ月の長女と訪れた堺市の会社員鈴木祐人(ひろと)さん(25)は、「手の消毒を頻繁にして、感染に気をつけながら満喫します」と再開を喜んだ。昨年の七夕の日に、園内で配られた短冊に「無事に生まれて3人で来られますように」とつづった。半年前には入園券付きのホテル宿泊を予約していた。「コロナで諦めかけていたけど奇跡。七夕の願いがかなった」

 予約サイトでチケットを購入した神奈川県茅ケ崎市の石河慎二さん(29)は家族4人で来園した。この日は長女莉明(りあ)ちゃんの3歳の誕生日。莉明ちゃんはシンデレラの格好で、シンデレラ城の前で記念写真を撮った。「誕生日プレゼントとしてぜひ来たかった。ほかの人との距離をとるよう注意しながら楽しみたい」

 運営するオリエンタルランドによると、新型コロナ対策として、当面は来園者が「密」にならないよう、パレードやショーは休止する。キャラクターとの触れ合いもできない。アトラクションも間隔を空けて座ってもらうという。(佐藤瑞季)