河野太郎防衛相が、政府が新型コロナウイルス対応で横文字の専門用語を多用しているとして批判している。外国要人との会談では通訳を介さず、得意の英語で直接やりとりすることもある河野氏だが、カタカナ語の連発には苦言を呈した。

 河野氏は22日、自身のツイッターで「クラスター」を「集団感染」、「オーバーシュート」を「感染爆発」、「ロックダウン」を「都市封鎖」と列挙し、「なんでカタカナ?」とつぶやいた。河野氏は政界屈指の138万人以上のフォロワーを誇る。賛同が相次ぎ、「いいね」は24万超もついた。

 河野氏は24日の記者会見でも「日本語で言えることをわざわざカタカナで言う必要があるのか」と持論を展開。行革担当相時代に「政府内でむやみとカタカナを使うべきではない」と文章の修正を求めた経験を披露した。そのうえで、「分かりやすく説明するのが大事だ」と、厚生労働省に対して言い換えを求める意向も示した。(山下龍一)