タカ柳田、特大の先制弾 背中で引っ張る28歳の4番

(10日、ソフトバンク6―5ロッテ)

 片ひざをつき、ヘルメットを落としながら空振りした。ボールの縫い目が見えるような116キロのカーブを、ソフトバンクの柳田はバットで捉え損なった。

 一回1死一、二塁。カウントは追い込まれたが、直後の甘く入った139キロを再びフルスイング。「完璧」と自賛した大飛球を、ロッテの中堅手は数歩だけ追いかけたが、すぐに動きを止めた。打球はバックスクリーン上部に直撃。リーグ単独トップとなる27号3ラン。特大の先制パンチで相手の出ばなをくじいた。

 今季は打席で「飛球」を打つことをより意識し、結果につなげている。27本塁打、85打点はリーグ2冠。打率も3割2分台とリーグ2位だ。本拠ヤフオクドームの人工芝が新調されたことを機に「芝が長い分、ゴロの安打は難しい」とスイングを微調整。打球に角度をつけ、3割、30本塁打、30盗塁以上の「トリプル3」を達成した一昨年を上回るペースで本塁打を量産する。

 7月下旬にけがで離脱した内川に代わり、主に4番に座る。「以前は遠慮する部分もあったが、打点の能力はチーム一。何番でも自然体で打席に入れるし、4番も板についてきた」と藤本打撃コーチは語る。

 2カードぶりに同一球団3連戦勝ち越しに導き、貯金も再び今季最多の31に。柳田は言う。「(打順は)何番でも関係ない。内川さんの穴は埋められないが、今いるメンバーでやるしかない」。首位楽天との激しいせめぎ合いが続く中、28歳が背中で引っ張る。(甲斐弘史)

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