2日間に及ぶ異例の剣士対決、ついに決着「疲れました」

2日間に及ぶ異例の剣士対決、ついに決着「疲れました」

 再度の延長戦となった高校剣士の対決の結果は――。

 異例の再試合となった11日に仙台市で行われた全国高校総体剣道の男子個人4回戦、九州学院(熊本)の岩切勇磨(3年)と高千穂(宮崎)の林拓郎(3年)の対戦は、前日から合わせて試合時間54分24秒で、岩切が一本勝ちした。

 前日は50分20秒の熱戦の末、両者の疲労などが考慮されて、「前例がない」(大会本部)という引き分け再試合になった。この日も4分では互いに一本を奪えず、延長戦に。ところが、延長開始と同時に両者が打ち合い、延長4秒、岩切が林のドウをかわしてメンを奪った。

 岩切は「(相手のドウに対して)とっさに足が動きました。疲れました。日ごろやってきたことを全部出そうと思ってやりました」と笑みをこぼした。林は「こんだけ時間をかけたので最後は勝ちたかった。団体が残っているので、そこで悔しい気持ちを晴らします」と話した。

 2人が所属する九州学院と高千穂は団体戦で12日の決勝トーナメントに出場する。勝ち上がれば、決勝で当たる。

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