サッカー日本代表の主将でイタリア1部サンプドリアのDF吉田麻也(31)が29日、オンラインで報道各社の取材に応じ、新型コロナウイルスの影響でストップしている日本代表戦について「やりたい思いが強い。いまのチームで結果を残し、また代表に戻れるようにしたい」と語った。

 2月にイングランド1部のサウサンプトンから期限付き移籍したばかり。直後にイタリアでも新型コロナの感染が広がった。「当時は、港に仮設の病室がつくられるほど状況がひどかった。物流が滞り、ネットで注文しても何も手に入らなかった」。所属クラブでも感染者が出て自宅に隔離された。今回は家族をイギリスに残しての単身赴任。「家族と離ればなれになる移籍はもうやめようと思った」と苦笑いした。

 この日は「KIRIN presents サッカー日本代表吉田麻也リモートトークライブ」と題したイベントに出演。約1時間にわたってファンからの質問に答えた。

 日本代表の主将について「重みをすごく感じている。毎回、その重圧と戦っている」。スタジアムでの声援は届いているかという問いには「苦しい場面で力になる。(新型コロナの影響で)無観客でプレーしているいまこそ、応援の力を感じる」と答えた。無観客試合でモチベーションを保つための工夫を聞かれると「今の自分の立場は不安定。評価を上げて新しい契約を勝ち取らないといけないことがモチベーションになっている」と話した。