中国当局、逮捕の弁護士を虐待か 自宅に戻るも精神病む

中国当局、逮捕の弁護士を虐待か 自宅に戻るも精神病む

 2015年夏に中国で人権派弁護士らが一斉に拘束された事件で逮捕された李春富弁護士(44)に、捜査当局が虐待を加えた可能性が高いことが分かった。李氏は釈放されて12日に北京市内の自宅に戻ったが、精神を病んでいるという。関係者が明らかにした。

 李氏は15年8月に拘束され、16年1月に国家政権転覆容疑で逮捕された。拘束期間は約1年半に及んだ。同じ罪ですでに起訴された李和平弁護士の弟。

 関係者によると、李氏は自宅に戻った際、怖がって中に入ろうとしなかった。家の中でも身を隠している状態だという。知人が訪ねて来ても、「危ない」などと被害妄想的な言葉を口にしたり、家族に暴力をふるったりしているという。

 人権団体は「一連の事件で拘束されている人が虐待を受けている」として、早急な調査を求めている。(北京=延与光貞)

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