北朝鮮、対話を模索 安全保障専門家の非公式会議に出席

 北朝鮮当局者が今月上旬、スウェーデンで開かれた安全保障の専門家らによる非公式会議に出席し、「朝鮮半島の非核地帯化」を目指す立場を主張していたことがわかった。会議の出席者が朝日新聞の取材に明らかにした。北朝鮮側は核開発を続ける一方で、対話を模索する狙いとみられる。

 会議はスウェーデンの安全保障開発政策研究所(ISDP)が今月1〜2日、ストックホルム近郊で開催。トランプ米政権に影響力があるとされる米ヘリテージ財団の上級研究員や中韓の安全保障専門家、元外交官らが出席した。北朝鮮からは外務省傘下の軍縮平和研究所幹部が参加した。

 会議に出席した伊豆見元・東京国際大教授によると、北朝鮮代表団は自衛目的の核開発だとして正当性を主張。同時に金日成(キムイルソン)国家主席と金正日(キムジョンイル)総書記の「遺訓」である朝鮮半島の非核化を目指す立場に変わりはないとも強調。朝鮮半島に米国の「核を持ち込ませてはいけない」と訴えた。

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