消防団、報酬ほしさに放火? イタリア、15人を捜査

 イタリア南部シチリア島の警察は7日、報酬ほしさに自ら火事を起こしたり、虚偽の通報をしたりした疑いで、ボランティアの消防団員ら15人を捜査していると明らかにした。ANSA通信などが伝えた。リーダー格の男は自宅軟禁されているという。

 ボランティアの消防団員の報酬は時給10ユーロ(約1300円)で、緊急出動のたびに報酬が支払われる仕組み。ロイター通信によると、この消防団はシチリア島ラグーザの近くの町で活動していたが、同時期に扱った火事の件数が120件と他の消防団が扱った火事の3倍に上り、疑惑が持ち上がった。逮捕されたリーダー格の男は、車で出かけて火をつけ、虚偽の通報をしたあと、消防署に駆けつけるなどしていた疑いがあるという。

 イタリア全土はこの夏、猛暑が続く。シチリア島では乾燥した気候のせいで山火事が相次いでいる。(ローマ=山尾有紀恵)

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