中国、かつてない厳戒態勢 共産党大会控え高まる緊張

 18日から始まる中国共産党大会を控え、中国各地で過去にないほどの厳戒態勢が敷かれている。党大会期間中の不測の事態は許されず、公安当局はイベントの延期や少数民族などへの取り締まりを強化。「水も漏らさぬ」構えで、緊張は高まるばかりだ。

 北京では11日から、党大会に向けた準備をする第18期中央委員会第7回全体会議(7中全会)が始まった。習近平(シーチンピン)総書記(国家主席)が党大会で示す活動報告(政治報告)案や党規約改正案などについて審議している。

 12日に記者が会場前に行くと、武装警察や私服警官があちこちに立ち物々しい雰囲気。歩道は封鎖され、カメラを構えるとすぐに当局者に制止された。

 北京市トップの蔡奇(ツァイチー)書記は9日の会議で「最強の組織、最良の状態で安全業務にあたれ」と指示。爆発物の取り扱いを規制するため、15日からは市内のセルフスタンドでのガソリン供給を停止する。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)などによると、政府に抗議する活動家らの拘束が相次ぎ、イスラム専門書店などが営業停止に追い込まれている。

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