韓国財界を代表する経済団体「全国経済人連合会」(全経連)のシンクタンク、韓国経済研究院は12日、中国で拡大する新型コロナウイルスによる肺炎の影響で、韓国を訪れる外国人観光客が最大で165万人減少するおそれがあるとの試算を発表した。

 影響が重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)の流行時と同じ期間続き、同じ割合の観光客の減少がみられると仮定して試算した。2015年のMERSの場合、韓国での影響は8カ月間にわたって続き、観光客は14%余り減少。今回の新型コロナウイルスによる肺炎の影響も同じ水準だとすれば、観光客は165万人減り、観光収入は4兆6千億ウォン(約4200億円)減少するおそれがあると指摘した。(ソウル=神谷毅)