11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで19日、トゥルシ・ギャバード下院議員(38)が撤退を表明し、獲得代議員数でトップに立つジョー・バイデン前副大統領(77)を支持する考えを表明した。20人以上が名乗りを上げた指名争いで残るのは、バイデン氏とバーニー・サンダース上院議員(78)のみとなった。

 ギャバード氏は、ハワイ州選出のヒンドゥー教徒。非介入主義を唱え、中東やアフガニスタンからの米軍撤退などを主張していたが、これまでの党員集会・予備選での獲得代議員数は2人にとどまっていた。19日はツイッターに投稿した動画で撤退を表明し、「バイデン氏はアロハの精神、尊敬、共感を元にこの国をリードし、分断を癒やすと確信している」と述べた。

 AP通信によると、これまでの獲得代議員数はバイデン氏が1181人で、サンダース氏の885人を約300人リードしている。17日に3州であった予備選でもバイデン氏が大差で勝利しており、サンダース氏の陣営は18日、「支持者の意見を聞き、この先の選挙について判断する」という声明を出した。(ワシントン=香取啓介)