米国防総省は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、海外での米軍の移動を60日間停止すると発表した。軍事演習や部隊の展開、再配置などに適用され、約9万人の米軍関係者が影響を受けるという。

 ただし、アフガニスタンの反政府勢力タリバーンとの合意に基づき、今月始まった駐留米軍の段階的な撤退は影響を受けないという。約1万3千人の米軍部隊は、合意が結ばれた2月末から135日以内に8600人に減らす方針だ。

 国防総省によると、米軍の感染者は25日現在、227人に上り、太平洋を航行中の原子力空母セオドア・ルーズベルトでも乗組員3人の感染が確認された。(ワシントン=渡辺丘)