【2020年2月13日 星ナビ編集部】

報告:三浦飛未来(つくばエキスポセンター)

1985年に開催された国際科学技術博覧会、その第2会場跡地にオープンした「つくばエキスポセンター」が、2月1日(土)にプラネタリウムリニューアルを迎えた。当館では常設のプラネタリウムの他にアストロアーツのデジタルプラネタリウム「ステラドームモバイル」を昨年秋に導入しており、「来てもらうプラネタリウム」と「出張プラネタリウム」の両輪で運用している。リニューアルしたのは常設の25.6mドームのプラネタリウムだ。

新たに導入したのは6台の4Kレーザープロジェクター、高音質の音響システム、そして新しいデジタル式投影機である、コニカミノルタプラネタリウム製の「Media Globe Σ SE」だ。この「Media Globe Σ SE」と光学式プラネタリウム「インフィニウムL」を融合した施設は国内初となる。現在、新システムの魅力を堪能できる迫力のオリジナル番組「地球発、宇宙の彼方へ 〜未体験スペースツアーへの招待〜」を上映中である。

オリジナル番組
上映中のオリジナル番組「地球発、宇宙の彼方へ 〜未体験スペースツアーへの招待〜」のワンシーン。地球の様々な地形や、月、火星、そして銀河系へと視点を移動して宇宙の大きさを体感する

当館のプラネタリウムでは、オート番組のほかにもスタッフによる生解説や子供向けの学習投影を行っている。お客様と一緒にその場の空気を作り上げていくこれらの投影には、プラネタリウムならではの「ライブ感」がある。新システムによって、これまでに比べ直感的で簡単な操作が可能となり、より自由度の高い解説ができるようになった。こうしたライブ投影の可能性が大きく広がったことは、解説員としてとても喜ばしいことだ。鮮やかで臨場感のあるオリジナル番組と、学芸員の個性豊かな星空生解説を、ぜひ体験しに来ていただきたい。

展示ロケット
2020年1月から放映中のアニメ「恋する小惑星」4話劇中(左)では、当館で屋外展示しているH-IIロケット(右)が登場。アニメゆかりのスポットを巡る「聖地巡礼」にもいかが