HRC(ホンダ・レーシング)は1月14日、ロードレース競技およびサーキット走行専用モデルのCBR1000RR-R FIREBLADE(ファイヤーブレード) SP レースベース車を発売すると発表。第1次ロットは35台限定で販売される。

 2019年11月5日にイタリア・ミラノで開催されたミラノショー(EICMA2019)で発表されたホンダのスーパースポーツフラッグシップモデルCBR1000RR-R。CBRは、ストリートやワインディングでの走りを楽しむバイクとして開発されてきたが、新型のCBR1000RR-Rは“Total Control”for the Track (サーキットで本領発揮するマシン)をコンセプトとし、高い戦闘力を確保したとしている。

 心臓部の水冷直列4気筒エンジンは新設計され、最高出力160kW(約215馬力)/14,500rpm、最大トルク113Nm/12,500rpmを発揮。内部素材にはチタンコンロッドやアルミ鍛造ピストン等の部品を使用して軽量化と高回転化が実現されている。また、カウルの両サイドにはMotoGPでも使用されている空力カウルが備わる。

 上位モデルとなるSPタイプには、Brembo(ブレンボ)製のフロントキャリパーとÖhlins(オーリンズ)製の電子制御式フロントフォーク、リアサスペンションが採用されている。

 そんなCBR1000RR-R FIREBLADE SPのレースベース車が、2020年春開催の国内主要レースに間に合わせるために市販車両の登場前に発売される。なお、レースベース車の第1次ロットは欧州仕様の車両だ。

 予約窓口はHRCサービスショップ。第1次ロットは35台限定の発売される。予約は1月14〜27日までで、2月中旬から随時配車予定となっている。車両カラーはマットパールモリオンブラックの1色で、価格は254万6,500円(税込) 。第2次ロットの予約は6月以降を予定されている。こちらの車両は国内仕様となる。

 また、このCBR1000RR-Rのレースベース車には購入特典として“KITパーツ”のECU、ワイヤーハーネス、サブハーネスが付属する。なお、CBR1000RR-R FIREBLADE SPのレースベース車はフラッシャー、ヘッドランプ、テールランプ等の灯火器類が装備された状態での出荷となるが、サーキット走行専用車であり、一般公道での走行はできない。