メルセデスF1チームのルイス・ハミルトンは、現状のコロナウイルス危機の渦中でも通常どおり交流を続ける人たちの行動は“無責任で自己中心的”であると非難した。

 パンデミックは拡大を続け、3月25日時点で世界の感染者数は40万人以上、死者は18000人を上回った。

 ヨーロッパの数カ国ではロックダウンが行われ、各国政府は国民に自主隔離を続けて規定された制限を守るように求めている。

 しかし要請を聞き入れない人々も多く、ハミルトンはソーシャルメディア上でそうした行動を非難した。

「世界での死者数を聞いて、とても悲しく思っている」と6度のF1世界チャンピオンであるハミルトンは語った。

「僕たちのほとんどは、この事態がなぜ起きたのか、どのように起きているのかについて、限られた知識しか持ち合わせていない」

「自主隔離し、感染したりさせたりを防ぐこと以外に、僕たちにできることは何もない」

「まだクラブやバーや、大人数の集まりに出かける人がいる。それはまったく無責任で自己中心的だと個人的に思う」とハミルトンは付け加えた。

「僕は毎日家族の安全を祈っているが、そこにいるあなたたちのためにも祈っている」

「地元の商店、デリバリー、医師、看護師などリスクにさらされながら他人を助け、国を動かし続けている人々のために祈っている」

「彼らはヒーローだ。どうか安全でいてほしい」

 ハミルトンが今月初めに開催されたイベントで同席したカナダのジャスティン・トルドー首相の妻と俳優のイドリス・エルバが、後に新型コロナウイルス感染症の検査で陽性と診断された。その後、ハミルトンは、自分は検査を受けていないものの、健康であるとSNSでコメントした。