2019年に、ポルシェ718ケイマンGT4・クラブスポーツでポルシェ・スプリントチャレンジ・ジャパン(PSCJ)に参戦を開始したフィールドマネージメント・レーシング、2020年は元F1ドライバーで、長年日本でキャリアを積んだミカ・サロの長男である18歳のマックス・サロを起用し、PSCJに参戦することになった。

 フィールドマネージメントは、マネージメント・コンサルタントを手がける企業で、プロ野球北海道日本ハムファイターズや東北楽天ゴールデンイーグルスなどのチームビジネスに参画したほか、Jリーグ理事としてリーグビジネスの発展に携わるなど、さまざまなスポーツビジネスに関わってきた並木裕太代表取締役社長がCEOを務める。

 2019年には、2009年9月のフィールドマネージメント設立から10周年を記念して、新たにモータースポーツに進出。井出有治を擁しPSCJに参戦したが、2020年もモータースボーツビジネスの検証および事業化を通し、ポルシェジャパンが掲げる若手ドライバー育成事業に賛同。ポルシェカレラカップ・ジャパンへと通じるPSCJに参戦することになった。

 今季ドライバーとして起用するのは、F1でティレルやアロウズ、トヨタなどでドライブした経験をもつミカ・サロの長男であるマックス・サロだ。ミカ・サロは1991年から94年まで日本でキャリアを積んでおり、レースクイーンだった遠藤賀子さんと結婚している。

「このたび、FIELD MANAGEMENT Cayman GT4をドライブさせていただくことになりましたマックス・サロです。昨年フィンランドのF4でレースデビューしたばかりで、日本では初めてのシーズンとなりますが、父がレーシングドライバーとしての基礎を学んだ日本でスキルを磨けることを大変うれしく思います。このチャンスを作って下さったチーム、スポンサー、関係者の皆様の期待にお応えする為にもチャンピオンを目指して頑張ります」とマックスは意気込みを語る。

 また、デビューイヤーにステアリングを握った井出は、監督としてマックスを支えることになるった。

「今シーズンも並木代表とともにフィールドマネージメント・レーシングの一員としてシリーズを戦うことにとても嬉しく思います。昨年はドライバーを務めさせていただきましたが、今年からは“監督”という立場でチームを牽引していくことになり、これまでにない緊張感もありますが開幕戦を迎えるのが楽しみです」と井出。

「マックスは若く才能もあり、テストでも好調な走りを見せ既にチームにも溶け込んでます。素晴らしいチームスタッフと一丸となり、ファンの皆さまにエキサイティングなシーズンをお見せできるように頑張りますので、どうか熱い応援をよろしくお願いします!」

 チーム代表を務める並木CEOも、「鈴鹿でのチームデビュー戦から半年あまり、多くのスポンサー企業に支えられ、今年も開幕戦を迎えられることがとてもうれしいです。一方で、多くの企業に支えられる責任のもと、監督には井出さんを迎え、レジェンドドライバーミカ・サロ選手の長男マックス君とともに、チーム一丸となって戦っていきたいと思います」と意気込みを語った。

「この場をご提供いただくポルシェジャパン様へ改めて感謝を申し上げるとともに、レースで強いだけではなく、ビジネスとしても強みが発揮できる日本を代表するポルシェカスタマーチームとなれるよう頑張ります」

フィールドマネージメント・レーシング 2020年PSCJ参戦体制
参戦レース:ポルシェスプリントチャレンジ ジャパン 2020シリーズ
チーム名称:FIELD MANAGEMENT RACING
車両名:FIELD MANAGEMENT Cayman GT4
カーナンバー:10
チーム代表:並木裕太
チーム監督:井出有治
ドライバー:マックス・サロ