4月30日、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、6月20〜21日に予定されていた『SUZUKA Race of Asia 2020』の開催を中止すると発表した。

 SUZUKA Race of Asiaは、アジア地域を転戦するGTシリーズや、ミドルフォーミュラシリーズの日本・鈴鹿ラウンドが行われるイベント。そのメインレースとなるGTワールドシリーズ・アジア(旧ブランパンGTシリーズ・アジア)は、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジに組み込まれている鈴鹿10時間耐久レースに参加するアジアンチームや、日本チームが多数参加することから“前哨戦”に位置づけられている。

 しかし、世界的な大流行が続く新型コロナウイルスの影響で、国内外の多くのレースイベントが延期や中止を余儀なくされるなか、6月に鈴鹿サーキットで行われるはずだった同イベントもその影響を受けることになった。

 大会の中止を決定したモビリティランドは、リリースを通じて「国内外における新型コロナウイルスの感染拡大を受けて慎重に検討を重ねて参りましたが、お客様、ドライバー、関係者の皆さまの安全・安心を最優先に考慮し、開催中止を判断いたしました」と発表。

「ご観戦を楽しみにされていたファンの皆さまおよび、関係者の皆さまにおかれましては、ご理解くださいますようお願いいたします」と続けた。

 なお、モビリティランドはSUZUKA Race of Asia 2020との併催を予定していた『2020 鈴鹿クラブマンレース Round3』についても、同様の理由で中止とすることをアナウンスしている。

■GTワールドチャレンジ・アジアの新スケジュールが発表

 GTワールドチャレンジ・アジアを運営するSROモータースポーツ・グループは、コロナ禍により当初予定されていたセパンとブリーラムでのイベント実施が困難となったことから、5月23〜24日に富士スピードウェイで開幕戦を行うアップデート版スケジュールを今年3月に発表した。
 
 この新スケジュールではシーズン序盤に富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、オートポリスを置き、日本ラウンド3連戦が行われることになっていた。
 
 しかし、5月の富士と6月の鈴鹿戦が新型感染症の拡大によって相次いで開催不可能となったことで、シリーズは再度カレンダーを変更することを余儀なくされる。そんななかSROは4月30日、7月11〜12日のオートポリス戦をオープニング・ラウンドとする“再”アップデート版スケジュールを公開した。

 2度目の更新版となるこのカレンダーでは、富士が第2戦に組み込まれた他、上海888後の最終戦にセパンが復活。それと同時に開催イベント数が6レースから5レースへと減少している。2020年GTワールドチャレンジ・アジアのアップデート版カレンダーは以下のとおりだ。

■GTワールドチャレンジ・アジア2020 再アップデート版カレンダー(4月30日時点)
RoundDateRace17月11〜12日オートポリス(日本)27月25〜26日又は8月1〜2日富士スピードウェイ(日本)39月12〜13日上海国際サーキット(中国)410月17〜18日上海888(中国)512月5〜6日セパン(マレーシア)