ランド・ノリスは、2021年シーズンのマクラーレンはメルセデスのパワーユニット(PU/エンジン)を搭載することでパフォーマンスが向上すると考えているが、それでも優勝争いができるようになるにはシャシーを大きく改善する必要があると語った。

 マクラーレンとルノーの3年間にわたるパートナーシップは2020年シーズン末で終了する。それ以降、マクラーレンはメルセデスエンジンに切り替えることが決まっており、1995年から2014年までの契約のなかで数々の成功を収めたパートナーシップが復活することとなる。

 チームはこの動きに大きな期待を抱いている。一方でノリスは、メルセデスのパワーユニットの力のみでは、マクラーレンが勝利のサイクルに入ることは不可能だと考えている。

「そのことは楽しみだよ」とノリスは今週水曜、『Supercars Eseries』のデビュー戦を楽しんだ直後に語った。
「僕たちにとってプラスとなり、前進するうえでの助けになると信じている。だけどそれがすべてではない」

 ノリスは、マクラーレンのシャシーが上位争いに加わるためには、より一層改良を進める必要があると強調した。

「シャシー自体からもっとたくさんのタイムを引き出す必要がある。パワーユニットだけに頼ることはできない」

「もちろんそれ(優れたパワーユニットを搭載すること)は前進への助けになるだろうが、F1には多くの要素がある。F1のマシンを速くする要素はたくさんあって、これは数十万ある中のひとつに過ぎない」

「でも、良いことだし、僕たちも楽しみにしている。確実に僕たちの助けになるだろう」
「まずはこのシーズンを乗り越えて、今できることをやれるだけやって、次の年に期待しよう」

 F1は、2020年シーズンを7月初めのオーストリアGPで開幕しようとしている。今年は忙しい夏となり、ドライバーにとって体力面の負担はかなり大きくなるとノリスは予想している。

「忙しくなるだろうね。シーズン再開が可能になり次第、たくさんのレースが開催されることになるだろう。彼ら(F1ボス)はそれを目指していると思う」

「F1カーは世界で最速で、運転するのに最も体力を使うマシンのひとつだ。だから久しぶりに乗った時には、体力的にきついと感じるはずだ」

「簡単ではないだろうね。でもすごく楽しみだよ。安全が確保されたら、できるだけ早くレースに戻りたいし、そのときが来るのが待ちきれない」