マクラーレンF1チームを保有するマクラーレン・グループは、イギリス政府に1億5000万英ポンド(約198億円)融資を求めたが、却下されたという。

 新型コロナウイルス危機を乗り越えるため、マクラーレン・グループは融資を求めていた。マクラーレンの市販車売り上げは著しく減少し、同社の利益に明らかに影響を及ぼしている。

『Sky News』は、マクラーレン・グループが政府からの商業融資を求めたと報道した。同じように融資を求めている他の大手企業には、ヴァージン・アトランティック航空がある。コロナウイルス危機により航空産業に大きな負担がかかっているなか、同社はイギリス国内で3000人以上を解雇することを発表した。

 マクラーレンの財務責任者であるポール・ブッディンは、先週の投資家との電話会議で「我々は多数の信用できる財源を検討している。我々が依頼するかもしれない対象には、政府や第三者企業も含まれている」と述べた。

 またマクラーレンがSky Newsに向けて出した声明のなかで、広報担当者は次のように述べている。

「他の多くのイギリス企業と同様に、我々も現在のパンデミックから深刻な影響を受けている。したがって我々は、短期的な事業の中断を乗り越える助けとなる銀行や投資家、政府との話し合いを続けている」

 マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、2021年のF1予算制限を1億米ドル(約106億円)に下げるよう強く働きかけているが、最終的には1億4500万米ドル(約154億円)となる可能性がある。