新型コロナウイルス感染拡大の影響で、なかなかシーズンを開幕することができないスーパーGT。ファンにとっては外出自粛もあって寂しい時期となっているが、そんななかファンに向けてSUPER GT Official Channelが、この期間毎週末に過去のレースをYoutube Liveで放映しており、大きな盛り上がりをみせている。

 SUPER GT Official Channelでは、毎戦レースダイジェストなどを動画で掲載してきたが、今オフを使って過去のレースの映像をフルで掲載。ファンにとっては懐かしいレースを振り返る良い機会となっている。

 そんななか、新型コロナウイルス感染拡大の影響で序盤戦が延期となっているこの状況下、少しでもファンのために何かできないか……とスタートしたのがこのYoutube Liveで、大きな盛り上がりをみせている。特に盛り上がっているのがコメントで、ファンがさまざまなコメントを寄せているが、それに加え当時参戦していた現役ドライバーたちがコメントで登場するのだ。

 これらのドライバーコメントは、SUPER GT Official Channelによって青字で表示されており分かりやすい。こういったかたちで選手とファンが同じコメント欄で交流できるのは、Youtube Liveならではだろう。

 さて、これまで週末に多くのプレミア配信が行われており、すでに2011年の全8戦が終了したが、新たに2010年の様子をYoutube Liveで放映することになった。5月9日(土)は2010年第1戦鈴鹿を、5月10日(日)は第2戦岡山をそれぞれ19時からプレミア公開する。

 この2010年は、2009年に導入された『09規定』に則って、レクサス、ホンダ、ニッサンの3メーカーが初めて同条件でGT500クラスを戦った年だ。2009年から規定車両を使ったレクサスに加え、2010年からニッサンが新たな自然吸気3.4リッターV8のVRH34Aエンジンを投入し規定に合致した。そしてこの年最大の注目となったのが、ホンダHSV-010の登場だ。

 ホンダはGT500参戦開始以降、ミッドシップのNSX-GTで戦っていたが、FR・自然吸気3.4リッターV8搭載の09規定に合わせ、さまざまな紆余曲折を経てHSV-010を開発した。ホンダにとっても初のFRのGT500マシンであり、FR化したNSXの『PROTO1』から『PROTO2』を経て、ホンダ自体が多くの試行錯誤を行いながら生まれたマシンだ。

 そんなHSV-010のデビューレースとなったのが、5月9日(土)19時からYoutube Liveで放映される第1戦鈴鹿だ。ホンダとしては、まず欲しいのはポールポジションで、これは小暮卓史駆るウイダーHSV-010が獲得する。ライバル勢では、前年チャンピオンの脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組PETRONAS TOM'S SC430などレクサス勢、この年からミシュランにスイッチした本山哲/ブノワ・トレルイエ組MOTUL AUTECH GT-Rを中心としたニッサン勢などの戦いも見どころだ。

 またGT300クラスは、この頃まではJAF-GT車両が主流。ただ、JIM GAINERやKTR、さらにこの年から登場するA speedのアストンマーティン・バンテージGT2などFIA GT2勢も台頭しており、時代の変革期の始まりとも言える年だ。この前年の09年のセパン戦にスポット参戦したマレーシアのサンダーアジア・レーシングも2010年からフル参戦を開始した。

 09規定の本格スタート初年度となる2010年。開幕からどんなドラマが待っているのだろうか……? 過去のレースとはいえ、真剣に見始めるとあっという間に時間が経っている。週末はSUPER GT Official Channelで盛り上がろう。

2010 AUTOBACS SUPER GT Round1 SUZUKA Full Race 日本語実況
https://youtu.be/lWDPHuGF-pk
5月9日(土) 19時〜

2010 AUTOBACS SUPER GT Round2 OKAYAMA Full Race 日本語実況
https://youtu.be/xikA2pd52pI
5月10日(日) 19時〜