6月27日、富士スピードウェイでスーパーGT公式テストがスタートし、1日目午前のセッション1はWAKO'S 4CR GR Supraがトップタイムをマーク。ZENT GR Supraが続き、GRスープラ勢がワン・ツーを占めた。GT300クラスはLEON PYRAMID AMGがトップタイムをマークしている。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により開幕が迎えられず、大きくカレンダーも変更された2020年のスーパーGT。3月の岡山公式テスト以来となるひさびさのテストが6月27日にスタートした。約3ヶ月ぶりにスーパーGTマシンのエキゾーストノートがサーキットに戻ってきた。とはいえ、他のプロスポーツ同様、この日は観客を入れない無観客での開催となった。

 各チームとも、GTアソシエイションから示された公式イベント開催に向けたロードマップに従い、さまざまな感染拡大防止に向けた取り組みが行われているほか、チームスタッフやドライバーはマスク、フェイスシールドを用意。また、開催2週間前からサーキット来場者全員が検温と体調の問診を行い、富士スピードウェイのゲートでも検温を行うなど、新型コロナウイルス対策がなされた上でのテストとなっている。

 岡山公式テストからはカラーリングが変更されたチーム、またRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GTのように新たな体制が発表されたチームもあったが、大きく目立つのはGT300車両。今回のテストから全車のフロントウインドウ上部にオートバックスのステッカーが貼られ、大きく印象が異なっている。

 迎えた10時からのセッション1は曇天ながら蒸し暑いコンディションで、気温25度/路面温度29度というなかスタートした。序盤からスーパーGTに導入されるフルコースイエロー(FCY)の訓練が行われ、合計3回のFCY訓練が行われている。

 そんななか、開始から39分というところで、CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rがダンロップコーナーでストップ。また、開始1時間38分では、パナソニックコーナーでT-DASH ランボルギーニ GT3がストップしたことにより、合計2回の赤旗中断となった。

 セッションは序盤、GT500クラスではMOTUL AUTECH GT-Rが早々に1分38秒台にタイムを上げるが、終盤になってタイムアップしたのはGRスープラ勢。大嶋和也がドライブするWAKO'S 4CR GR Supraが1分28秒482にタイムを上げ、3回目のFCY訓練後にタイムアップした石浦宏明のZENT GR Supraが1分28秒715で2番手に。

 なお今回は、GT500クラスで外国人ドライバーが来日できないことにより、KEIHIN NSX-GTに金丸ユウが、DENSO KOBELCO SARD GR Supraに山下健太が第3ドライバー登録されているが、セッション終盤にそれぞれ乗り込んだ。

 最終的に午前のセッション1は、WAKO'S 4CR GR Supraがトップタイムをマーク。ZENT GR Supraが2番手につけた。3番手にはMOTUL AUTECH GT-Rが、4番手にはau TOM'S GR Supra、5番手にはカルソニックIMPUL GT-Rがつけた。ただし、カルソニックはセッション終盤にピットで作業を行っている。ホンダ勢最上位は、ARTA NSX-GTの6番手となった。

 GT300クラスでは、蒲生尚弥がドライブしたLEON PYRAMID AMGがトップタイム。ADVICS muta 86MC、SAITAMATOYOPET GB GR Supra GTというトップ3となった。なお、1日目午後のセッション2は当初予定から変更され、13時30分にスタートしている。