2020年F1ポルトガルGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは6番手だった。アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは13番手、ピエール・ガスリーは9番手を獲得した。

 午前のFP3終盤にコース脇の排水溝カバーがはずれるトラブルがあり、セッション終了後に修復作業が行われ、その影響により予選は予定より30分遅れて開始した。

 金曜FP2でトラブルのためガスリーのマシンが炎上した後、アルファタウリ・ホンダのクルーはマシン修復に取り組み、カーフュー(夜間の作業制限)を破り、サバイバルセルの交換を行った。カーフューを破ることはシーズンに2回認められており、アルファタウリは今回が1回目であるため、ペナルティは受けない。

 予選Q1でフェルスタッペン2番手、ガスリー4番手、アルボン7番手、クビアト14番手で全員がQ2に進出。Q2ではフェルスタッペン3番手、ガスリー7番手、アルボン9番手でソフトタイヤを使って通過、クビアトは13番手となり(1分17秒728)ここで敗退した。

 Q3ではフェルスタッペンは2回のランをソフトタイヤで走り、メルセデス2台に続く3番手を獲得(1分16秒904)。アルボンはミディアムとソフトでアタック、6番手となった(1分17秒437)。ガスリーはソフトで1回のランを行い9番手を獲得した(1分17秒803)。

■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日のポルトガルGP予選は、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が3番手、チームメイトのアルボン選手が6番手を獲得と、明日の決勝に向けて悪くない結果となりました。

 スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は午前のセッションから好調な走りを見せ、Q1を4番手、Q2を7番手で通過しましたが、残念ながらQ3では風の影響を受けてタイムアップできず、9番手からのレーススタートとなりました。昨日のトラブルにより大きなダメージを負ったガスリー選手でしたが、チームおよびホンダのクルーがマシンを夜通しの作業で懸命に修復してくれました。それに応えるようにガスリー選手が素晴らしい走りをしてくれたことを大変うれしく思っています。また、修復に当たったクルーたちに感謝の言葉を贈ります。

 クビアト選手は13番手でQ2敗退という結果でしたが、4台ともに明日の決勝に向けてポイント獲得を狙えるポジションからのスタートとなります。いいレースができるよう、明日に向けてここからさらなる準備を進めます。