「SL車掌」高校生が挑戦 三線で接客 大井川鉄道

「SL車掌」高校生が挑戦 三線で接客 大井川鉄道

 大井川鉄道(本社・島田市)で10、11の両日、静岡北高2年の山村健斗さん(静岡市葵区)が幼い頃から憧れていた車掌の仕事を体験した。蒸気機関車(SL)内で沖縄県の民俗楽器三線(さんしん)を演奏し、ベテラン車掌のハーモニカとのコラボレーションで乗客を楽しませた。
 同鉄道ファンの山村さんの「職場体験してみたい」という願いに、同鉄道が応えた。山村さんは、通称「SLおじさん」として親しまれる車掌杉森康之さん(74)の指導を受けながら客車の点検、清掃などを体験。SL出発後の車内では、得意の三線で「線路は続くよどこまでも」などの曲を披露した。
 「幼い頃から数え切れないくらい大鉄のSLに乗ってきた」という山村さんは「乗客にいつも笑顔で接している杉森さんが、格好いいなと思っていた。人を感動させるような人になりたいと思うようになった」と話す。
 山村さんは2日間、笑顔を忘れないよう心掛けて仕事に取り組んだ。「杉森さんに弟子入りさせてもらってよかった。あっという間だったが、貴重な体験ができた」と笑った。

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