焼津市は30日、市のPR役「やいづ親善大使」に、「ローカル女子の遠吠(ぼ)え」(芳文社)などの著書がある同市在住の漫画家瀬戸口みづきさん(37)を委嘱した。「静岡県ネタ」を面白おかしく描き、人気を博している同作品のように、漫画を通じて焼津の魅力を発信する。
 市役所で開かれた委嘱式で、瀬戸口さんは焼津をテーマにした書き下ろしの4こま漫画を披露した。焼津市に引っ越してきた女子高校生ミナミちゃんを通じ、スーパーの鮮魚コーナーが広いことや多くの市民が「焼津魚河岸シャツ」を着ていることなど「焼津ネタ」をコミカルに伝えた。
 中野弘道市長から委嘱状を受けた瀬戸口さんは「漫画を通じてまちや人を好きになってもらうなど漫画にできることはたくさんある。焼津という魅力あるまちのPRに精いっぱい努めたい」と抱負を語った。
 瀬戸口さんは市内で幼少期を過ごし、広島県の大学卒業後の2005年に漫画家デビュー。14年に連載を始めた4こま漫画「ローカル女子の遠吠え」では、静岡市にUターン転職した30歳前の女性を主人公に、県民それぞれの静岡愛を描く。第6巻まで発行され、累計10万部のベストセラー。