新たな“主導者”にはベルトラン氏も浮上

 ヒューストン・アストロズのホセ・アルトゥーベ内野手らが、サイン盗み疑惑について謝罪した。米公式サイト『MLB.com』が13日(日本時間14日)、伝えている。
 
 遂に主力野手からも謝罪発言が飛び出した。アストロズは13日(同14日)、サイン盗み疑惑についての謝罪会見を行い、オーナーのジム・クレイン氏、ダスティ・ベイカー新監督、アルトゥーベ、アレックス・ブレグマン内野手が出席した。
 
 これまでにも2012年から18年まで在籍したダラス・カイケル投手(現ホワイトソックス)が謝罪したことはあったが、野手から制式に謝罪発言が出るのは初めてのこと。主軸打者として活躍するアルトゥーベ、ブレグマンが重い口を開いた。
 
 ブレグマンは「チーム、組織、そして僕個人が選択したことについて、本当に申し訳なく思っている。このことから学び、野球ファンの信頼を取り戻したい。そして、支え続けてくれているアストロズファンに感謝したい」とコメント。事件に対し、実直に謝罪した。
 
 一方、アルトゥーベも「アストロズの組織全体が、17年に起こったことに対して、心苦しさを感じていると伝えたい。ファン、そして試合そのものに多大なる影響を与えてしまったことを非常に後悔している」と述べ、過ちを認める発言となった。
 
 アルトゥーベは最後に「どう行動するかによって(これからの)チームは決まる。懸命にプレーし、20年にはヒューストンに優勝を取り戻したい」とコメント。今季もワールドチャンピオンを目指す意思を示した。
 
 戦力的には昨季とほとんど同じ野手陣が揃っているアストロズ。シーズン開幕も徐々に迫り、今季に向けての準備を始めているところだ。これからも球団への風当たりが極めて強いことは想像に難しくないが、果たして真の実力を見せることができるだろうか。
 
 なお、事件の主導者としては新たにカルロス・ベルトラン氏が“黒幕”として報じられており、ニューヨーク・ヤンキースなどを経て17年にアストロズ入りしたベルトラン氏が、チームにサイン盗みの手法を伝授した可能性が取り沙汰されている。事件の真相は、まだまだ明らかにされるべきことがありそうだ。