新型コロナウイルスの影響による公式戦日程延期を経て、6月19日に開幕を迎えたプロ野球。異例の幕開けとなった今シーズンは、「特別ルール」の適用も決定している。これにより、一軍登録枠は例年の29人から31人に拡張。この2枠の増加により、一軍を経験できる選手も増えてくるだろう。
 

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 そこで、今シーズンの活躍が期待される12球団ブレイク候補選手を紹介していきたい。今回は、ソフトバンク・投手編。

松本裕樹

 1人目は、高卒6年目右腕・松本裕樹だ。
 
 松本は、盛岡大付属高から2014年ドラフト1位で入団。3度の甲子園出場を果たしており、特に3年夏の甲子園では故障を抱えながら登板し、不屈の精神で完投勝利を挙げた。打撃でも4番を務めており、二刀流としても注目を浴びた。
 
 ルーキーイヤーの2015年はけがの治療に専念し、翌16年に実戦復帰。同年には一軍デビューも果たした。2017年には主に先発として15試合に登板し、プロ初勝利を含む2勝をマーク。順調なステップアップを見せていたが、以降は登板機会が減少している。
 
 先発として飛躍を目指す今シーズンは、オープン戦、練習試合とアピールを続けた。ローテーション入りとはならなかったが、第2先発として開幕一軍入りを果たした。ロングリリーフなどで結果を残せば、シーズン途中での先発ローテーション入りも見えてくる。

泉圭輔

2人目は、大卒2年目右腕・泉圭輔。
 
 泉は、金沢星稜大から2018年ドラフト6位で入団。金沢西高時代の甲子園出場経験はないが、金沢星稜大では1年時から登板を重ね、リーグ戦通算18勝をマークした。
 
 ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、開幕一軍入りとはならなかったが、二軍で好投を続け、シーズン序盤に一軍初昇格。同年はリリーフとして14試合に登板し、2勝3ホールド、防御率1.96と安定した投球を見せた。
 
 さらなる期待がかかる今シーズンは、オープン戦で7回2/3を無失点に抑え、首脳陣へ猛アピール。練習試合でも評価を上げ、開幕一軍入りを決めた。長身から投げ下ろす速球を武器に、強力リリーフ陣に食い込んでいく。

古谷優人

 3人目は、高卒4年目左腕・古谷優人。
 
 古谷は、江陵高から2016年ドラフト2位で入団。甲子園出場経験はないが、高校生ながら左腕で最速154キロを計測する潜在能力は、プロから大きく注目された。
 
 ルーキーイヤーは二、三軍で経験を積んだが、オフに胸郭出口症候群と診断され、この影響で発症した血行障害にも苦しんだ。プロ3年間で一軍登板はないが、昨シーズンはこれらを乗り越え、三軍戦で日本人左腕最速となる160キロを計測。年々成績も向上させている。
 
 リリーフでの活躍を目指す今シーズン、オープン戦初登板となった試合では四球で自滅し、大量失点を喫したが、以降は修正能力を見せ、練習試合でも無失点投球でアピールを続けた。開幕一軍入りは逃したが、威力ある速球は魅力的で、まずは早期の一軍昇格を目指す。
 
 その他にも杉山一樹や、開幕一軍入りを果たした大卒ルーキー・津森宥紀、育成から支配下契約を勝ち取った尾形崇斗など多くの逸材を抱えるソフトバンク投手陣。今シーズンの活躍に注目していきたい。
 
 
今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【ソフトバンク・野手編】