新型コロナウイルスの影響による公式戦日程延期を経て、6月19日に開幕を迎えたプロ野球。異例の幕開けとなった今シーズンは、「特別ルール」の適用も決定している。これにより、一軍登録枠は例年の29人から31人に拡張。この2枠の増加により、一軍を経験できる選手も増えてくるだろう。
 

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 そこで、今シーズンの活躍が期待される12球団ブレイク候補選手を紹介していきたい。今回は、楽天・投手編。

弓削隼人

 1人目は、社会人卒2年目の弓削隼人だ。
 
 弓削は、SUBARUから2018年ドラフト4位で入団。佐野日大高時代に甲子園出場は叶わなかったが、日本大では4年時に明治神宮大会出場を果たし、先発としてチームに貢献した。SUBARUでは入社1年目から登板を重ね、2年目にはエース格へと成長した。
 
 ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、一軍で 7先発を含む8試合に登板。3勝、防御率3.74をマークし、完封勝利も記録するなど大器の片鱗を見せた。
 
 大きな期待がかかる今シーズンは、オープン戦で好投。練習試合では打ち込まれる場面もあったが、開幕ローテーション入りを掴んだ。今シーズン初先発となった23日の日本ハム戦では、6回2/3を無失点に抑える力投で勝利投手となった。長身から投げ下ろす動く速球で凡打の山を築き、先発ローテーション定着を狙う。

津留﨑大成

 2人目は、大卒ルーキー右腕・津留﨑大成。
 
 津留﨑は、慶應大から2019年ドラフト3位で入団。慶應高時代の甲子園出場経験はなく、慶應大でも右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた影響で、1年時はリハビリに専念した。以降は苦しい期間を経て、リリーフエースへと成長。4年時にはチームの明治神宮大会優勝にも貢献した。
 
 ルーキーイヤーの今シーズンは、キャンプから一軍に帯同。オープン戦初戦では失点を喫したが、以降は練習試合に入っても無失点投球を続け、見事開幕一軍の切符を手に入れた。21日のオリックス戦ではプロ初登板を果たし、1回無失点に抑えた。
 
 テイクバックの小さい独特なフォームから繰り出す150キロを超える速球を武器に、リリーフ陣の一角に食い込んでいく。

藤平尚真

 3人目は、高卒4年目右腕・藤平尚真。
 
 藤平は、横浜高から2016年ドラフト1位で入団。3年夏にはエースとして甲子園出場を果たし、高校日本代表にも選出された。
 
 2017年には二軍で好投を続け、いきなり一軍デビュー。プロ初勝利を含む3勝、防御率2.28の成績を残し、高卒ルーキーとは思えない安定感を見せた。翌2018年には14試合と登板機会を増やし、4勝をマーク。昨シーズンは一軍で未勝利に終わったが、二軍では規定投球回に到達し、最高勝率、最多奪三振のタイトルを獲得した。
 
 飛躍を目指す今シーズンは、開幕二軍スタートとなったが、威力ある速球と高い奪三振能力で、早期の一軍昇格を目指す。
 
 その他にも西口直人や、瀧中瞭太などもアピールを続けており、今シーズンの活躍に注目していきたい。
 
 
今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【楽天・野手編】