新型コロナウイルスの影響による公式戦日程延期を経て、6月19日に開幕を迎えたプロ野球。異例の幕開けとなった今シーズンは、「特別ルール」の適用も決定している。これにより、一軍登録枠は例年の29人から31人に拡張。この2枠の増加により、一軍を経験できる選手も増えてくるだろう。
 

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 そこで、今シーズンの活躍が期待される12球団ブレイク候補選手を紹介していきたい。今回は、千葉ロッテ・野手編。

佐藤都志也

 1人目は、大卒ルーキー捕手・佐藤都志也。
 
 佐藤は、東洋大から2019年ドラフト2位で入団。聖光学院高時代には2、3年夏の甲子園に出場を果たし、主力として活躍した。東洋大では4年時に主将を務め、「4番・捕手」としてチームを牽引。3年時からは2年連続で大学日本代表に選出されており、打力を活かすため、捕手の他に一塁、外野も守った。
 
 即戦力として期待される今シーズンは、オープン戦から出場を続け、練習試合では3本塁打を放つなど打撃で猛アピール。一躍正捕手候補にも名乗りを挙げ、開幕一軍入りを果たした。
 
 25日のオリックス戦でプロ初出場。27日にはプロ初安打となるサヨナラ打を放ち、チームに勝利をもたらした。田村龍弘の壁は厚いが、好調の打撃でアピールを続け、スタメンマスクを勝ち取りたい。

安田尚憲

 2人目は、高卒3年目の内野手・安田尚憲。
 
 安田は、履正社高から2017年ドラフト1位で入団。2年夏から2季連続で甲子園に出場し、主軸として活躍した。3年時には明治神宮大会優勝も経験。夏は大阪大会準決勝で敗退となったが、その後高校日本代表に選出され、打撃でチームを牽引した。
 
 2018年には高卒ルーキーながら一軍デビューを果たし、プロ初本塁打も放つなど、17試合に出場した。昨シーズンは一軍出場なしに終わるも、二軍では本塁打王、打点王に輝き、安打数もリーグ最多だった。
 
 飛躍が期待される今シーズン、オープン戦では不調に終わったが、練習試合最終戦で待望の本塁打を放ち、初の開幕一軍入りを決めた。持ち味の長打力と広角に打ち分ける打撃でアピールし、まずは一軍定着を狙う。

和田康士朗

 3人目は、独立リーグ出身3年目の外野手・和田康士朗。
 
 和田は、BC・富山から2017年育成ドラフト1位で入団。小川高ではけがの影響もあり、1年時は陸上部に所属した。その後、同校野球部ではなく、地元の公式クラブチームで野球を再開したという異色の経歴を持つ。卒業後に入団したBC・富山では1年間レギュラーとして活躍し、育成指名を受けた。
 
 過去2年間は二軍で経験を積んだ和田。昨シーズンは打撃成績を向上させており、二軍で103試合に出場し、打率.264、6本塁打、23盗塁の成績を残した。
 
 迎えた今シーズンはキャンプから一軍に帯同し、オープン戦では持ち味のフルスイングと快足を活かしたプレーでアピール。6月1日に念願の支配下契約を勝ち取った。勢いのままに練習試合でも出場を続け、開幕一軍入りも手にした。開幕戦となった19日のソフトバンク戦では、代走として一軍デビューを果たし、初盗塁も記録した。まずは周東佑京(現福岡ソフトバンクホークス)のような足のスペシャリストとして、一軍の貴重な戦力となっていく。
 
 その他にも開幕一軍入りを果たした大卒ルーキー・福田光輝や、同じく大卒ルーキーの髙部瑛斗、2018年のドラ1・藤原恭大、同年のドラ4・山口航輝など将来性豊かな選手が揃う千葉ロッテ野手陣。今シーズンの活躍に注目していきたい。
 
 
今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【千葉ロッテ・投手編】