「リハビリ組だと人に合わせて動くということがない。全体に入ることによって、人に合わせて動かないといけない。それはプラスではあるので、しっかり動けるようにしていきたいと思います」。

 昨年10月25日に都内の病院で『右膝蓋大腿関節軟骨損傷』と診断され、『鏡視下右膝軟骨修復術および右膝ガングリオン切除術』を受けたロッテ・三木亮は11日、ファームの全体練習に合流した。

 三木は1月の自主トレのときに「第2クールから全体に入れるくらいに持っていければいいかなという感じですね」と話していたが、「もうちょっといけるかなという感覚はあったんですけど、筋力的なものは仕方がないと思うので、時間をかけて徐々にやっていくしかないかなと思います」と第3クールでの全体練習の合流となった。

 シート打撃では、唐川侑己からライト前に弾き返す安打を放ったが、「全然ですね。下もまだ使えていないですし、たまたま間に飛んでいっただけという感じ」と厳しい自己評価。

 守備に関しても「全然ですね。腰を落として、バウンドを合わせてという感覚というよりは、足を動かして、走って、ボールまでいってグローブ出して捕っているだけ。感覚的にはまだまだですね」と本来の動きができていないようだ。

 「足の状態を見ながらになりますけど、やりすぎて逆戻りしても意味がないですし、うまく使える形で数をやらないと。打撃にしても、守備にしても、変な癖がついてしまったら嫌なので、そこはちゃんと動くようになってからの方がいいかなという話は、コーチの人ともしている。変な癖がつかないように、正しい動き方ができるように、まずは状態をもっていくという感じですね」。

 シーズン開幕まで残り1ヶ月弱。開幕から出たい気持ちは「もちろんありますし、そこから出られるようにしないといけないと思います。そこを目指してやっていく感じです」と決意する。

 昨季は内野全ポジションで出場し、チームに欠かせないユーティリティープレーヤー。ルーキーの福田光輝、新加入の西巻賢二と内野のライバルが増えたが、三木はどこのポジションでも高いレベルで守れ、バント、右打ちもしっかりとできる。焦りは禁物だが、開幕までに間に合うことを願うばかりだ。

取材・文=岩下雄太