◆ 「野球のあるおうち時間」をディスカッション
 
 DeNAは29日、ベイスターズが運営する会員制シェアオフィス&コワーキングスペース「CREATIVE SPORTS LAB」において、初めての試みとなるオンラインイベント「Next Ballpark Meeting オンライントーク 野球を楽しむ #うちで過ごそう アイデア会議」を『YouTube(ユーチューブ)』を用いて開催した。

 野球に関するコミュニティなどを運営している最所あさみ氏がモデレーター(進行役)を務めたほか、昨年現役引退し、現在は横浜DeNAベイスターズベースボールスクールコーチと、独立リーグ・神奈川ドリームフューチャーズのアドバイザー兼コーチを務めている荒波翔氏をゲストに迎え、一般参加の方々と様々なディスカッションが行われた。


◆ 創意工夫で野球を感じる

 約130人が参加したミーティングで、真っ先に参加者からの寄せられたアイデアは、「ZOOM」でのオンライン野球トークの開催。実際にtvkで昨日放送された昨年の開幕試合で楽しんだファンも多数いたとのこと。

 また、球団が用意している4種類のバーチャル背景に関しても様々な声があがった。ヒーローインタビューや、好きな選手とのハグシーンなどのリクエストもあり、現役時代は外野手だった荒波氏からも「マウンドに上がったり、内野手になったり」と、色々なシーンのアイデアが寄せられた。

 より実戦的なものでは、選手たちの「バットの素振り」や「ピッチャーのフォーム」などの配信を希望するプレーヤーの声も。荒波氏も「イメージできてより実戦的な練習ができる」と肯定的な見方を示した。これに対して、最所氏からの「女性は野球未経験者が多い」との指摘を受け、「フライなど思ったより野球は難しい。VRなどを使えれば」と、最新機器を利用し、家に居ながら野球を楽しむ形を提案していた。


◆ 考える楽しみは無限大

 参加者からの「選手のストレッチやアップ、ウエイトトレーニングのメニューを教えて欲しい」との希望には、荒波氏も「アップは丁寧にやっている。これは今すぐできる」と前向きだった。

 ハマスタに行けないことで、観戦の楽しみのひとつである「球場グルメ」も“おあずけ”の状況となっており、「ベイ餃子を冷凍で通販してほしい」や、家でも雰囲気を感じる事ができるように「ヘルメット容器やビールのプラカップをグッズ販売して欲しい」などの意見も寄せられた。これに対して荒波氏は「Uberで運びましょうか!?」とノリノリ。チャット欄は大いに盛り上がった。

 その他、「ファンレターを選手に渡してる姿の公開」や「球場に流れる登場曲のスタジアムDJの声入りプレイリスト」など、実現できそうなアイデアも満載。荒波氏も「考える楽しみは無限大」と笑顔を見せていた。

 
◆ 「1日でも早い収束を」

 予定を15分オーバーするなど盛り上がりを見せたオンラインミーティング。最後に荒波氏は「コロナで大変ですが、ファンの皆さんと1日でも早い収束を願い、来るべき開幕へ向けて一緒にガンバロー!」とのメッセージを送り、オンラインミーティングを締めくくった。

 ファンに向けて、「STAY HOME」を呼びかける動画や「ヤスアキマイク」など、様々なコンテンツを配信しているベイスターズ。ファンサービスには定評があるだけに、このミーティングで出たアイデアが実現する可能性は大いにありそうだ。


取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)