ソフトバンク − 阪神
<1回戦・タマスタ筑後>

 プロ野球シーズン開幕からちょうど1週間を迎え、各地でエースが今季2度目の登板を迎えるなか、ファームでは復活を期す豪腕が揃って先発登板。ソフトバンクの千賀滉大投手と阪神の藤浪晋太郎投手が投げあい、ともに完全復活へ前進する投球を披露した。

 6月に入り右胸の筋挫傷で一時離脱していた藤浪は、これが今季の公式戦“初登板”。立ち上がりから制球が不安定なシーンが見られたものの、自慢のストレートは最速157キロを記録するなど、3回(49球)を投げて1安打、2四球、2三振で無失点。故障の影響を感じさせない威力十分のボールを投げ込み、復活への歩みを進めている。

 対する千賀は20日のオリックス戦(ウエスタン)以来、中5日での登板。初回、先頭に与えた四球をキッカケに1点を失ったが、2回以降は立て直して打者15人斬り。ストレートの最速は158キロを計測し、ファーム打線を相手に格の違いを見せつけた。

 千賀はキャンプ中に右前腕部の張りで離脱し、ここまで段階的に強度を上げて調整してきたが、この日は中5日ながら前回登板を上回る6イニング・83球。打者21人に対して2安打、1四球、5三振で1失点と、一軍復帰へ順調な調整ぶりをアピールした。