◆ 鈴木大&浅村&ロメロ弾でロッテの連勝止める

 楽天は6月30日、楽天生命パークで行われたロッテ戦に15−4で大勝し、開幕2戦目から続いていたロッテの連勝を「8」で止めた。

 この試合、楽天は2点を追う2回、古巣相手の移籍後1号となった鈴木大地の3ランなどで一挙7得点。その後も2年前に西武からFA移籍してきた浅村栄斗の4号2ラン、今季オリックスから新加入したステファン・ロメロの3号3ランもあり、15安打15得点と打線が爆発した。

 投げては先発の弓削が、6回3失点で今季初登板から2試合連続でクオリティ・スタート(6回以上、自責点3以下)を達成。左腕は7回途中無失点で今季初勝利を挙げた6月23日の日本ハム戦(楽天生命パーク)に続き自身開幕2連勝とした。

◆ 三木新体制で開幕10戦7勝3敗の好スタート

 三木肇新監督の下、開幕から7勝3敗の好スタート。まだ10試合を終えた時点だが、チーム防御率3.00、同打率.298はいずれもリーグトップだ。

 ここまで、前夜のロッテ戦でも活躍した浅村や鈴木大のFA加入組、さらに、打線の中軸を担うロメロとジャバリ・ブラッシュ、開幕から無失点リリーフを続けるアラン・ブセニッツ、J.T.シャギワら助っ人勢の活躍が目立つが、開幕から2戦2勝の則本昂大や新守護神の森原康平、リードオフマンとして打線に勢いを与えている茂木栄五郎ら、生え抜き選手たちの充実ぶりも見逃せない。中でも成長著しいのが、ローテ定着の期待がかかる大型左腕の弓削、正捕手へ邁進中の太田光、攻守両面でスピード感溢れる辰己涼介の2年目トリオだ。

 弓削は上述の通り、今季初登板から2戦2勝で防御率2.13。しかも、2登板とも6連戦のカード頭で6回を投げ切っており、リリーフ陣への負担軽減も含めチームに良い流れを呼び込んでいる。

 太田は開幕から10試合連続でスタメンマスク。6月28日の日本ハム戦(楽天生命パーク)では、失点につながるパスボールを犯し直後にベンチへ下げられる場面もあったが、総じて投手陣をしっかりまとめ上げ、打撃面は打率.375、OPS(出塁率+長打率)は驚きの1.058と絶好調だ。

 辰己は打率こそ.258だが、出塁率は.343をマーク。8番・太田と“恐怖の下位打線”を構築し、自慢の足ではここまでリーグ2位タイの4盗塁を記録している。

 彼らと同じ2年目では、外野の控えとして開幕からベンチ入りしている小郷裕哉も少ない出番で活躍。6月20日、開幕2戦目のオリックス戦(京セラドーム大阪)では、代走出場での好走塁で決勝点を奪い取った。

 移籍組や外国人選手に隠れがちだが、開幕ダッシュの立役者とも言える2年目の選手たち。ルーキーの小深田大翔や津留崎大成も含め、今の楽天は期待の若手が伸び伸びと躍動している。