巨人・大竹寛投手 次は世界一/区切りのシーズンを終えて

巨人・大竹寛投手 次は世界一/区切りのシーズンを終えて

現在は侍ジャパンの一員としてプレミア12を戦う巨人の大竹寛

 酸いも甘いも知る大竹寛は、8月12日の広島戦(マツダ広島)で1点差の6回二死満塁で登板し、打者4人を完ぺきに封じて史上137人目となる通算100勝目をマーク。99勝99敗から、“めでたいほう”の記録を先に達成した。

「負けて勝って、負けて勝って。そいうピッチャーです。胸を張って100勝したと言ったら恥ずかしいくらい」

 飾らない言葉がプロ18年間の長い道のりを物語っていた。昨季終了後は戦力外も覚悟したという36歳は、崖っぷちから蘇った。

 6月に初昇格すると中継ぎを支える存在に。長く先発を持ち場としたが、広島時代の2006年以来13年ぶりの30試合以上となる32試合に登板し、26イニング、4勝0敗、防御率2.77の好成績を収め、チームの5年ぶりのリーグ優勝に貢献。「胸を張って言えるほどはないんですけど、必死にやってきて、一年間、一軍にいさせてもらえた。支えてもらった人、野球ができる環境にも感謝したい」と実感を込めた。

 日本シリーズ終了後には、プレミア12に出場する侍ジャパンに追加招集。7年ぶりの日本代表に「代表で行くわけですから責任もあります。僕も経験がないので、プレッシャーも当然かかってくると思いますが、がんばります」と気合十分だ。

 温厚な人柄で「投手陣のオアシス」と評される“癒し系”な性格でも同僚から慕われているベテランは、忙しいオフを過ごしている。

写真=BBM


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