篠山竜青、因縁の相手との初戦は「面白いゲームができる」…カギは「シェーンが出る時間帯」

篠山竜青、因縁の相手との初戦は「面白いゲームができる」…カギは「シェーンが出る時間帯」

 川崎ブレイブサンダースにとっては、またとないリベンジの機会と言っていい。中地区2位通過で「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」に駒を進めた川崎はリーグ全体の第5シードとなり、クォーターファイナルでは第4シードの栃木ブレックス(東地区2位)と激突。試合としてもエンターテインメントとしても強烈な印象を残した一昨季のファイナルで敗れた因縁の相手だ。

 今季は川崎が昨季の東地区から中地区に戻ったことで地区が分かれたが、双方のホームで2試合ずつの計4度対戦。しかし戦績は0勝4敗と、その数字を見る限りでは太刀打ちできなかった印象を抱かれるかもしれない。ただ、試合終了残り1分30秒の時点で6点リードしながら逆転を許し、最終スコアは1点差という試合もあった。悔やまれる敗戦であったことは間違いないが、キャプテンである篠山竜青も栃木は決して勝てない相手ではないという手応えをつかんでいる。

「確かに4回負けてはいますが、接戦もありましたし、自分たちで勝利を取りこぼしてしまったゲームもありました。自分たちがやるべきことをやって集中して戦うことができれば、面白いゲームができるという自信はあります」

今季の篠山は、試合を決める劇的シュートを何本も決めている[写真]=B.LEAGUE

 その篠山がキーマンに挙げたのはシェーン・エドワーズ。シーズン後半の川崎は、外国籍選手2人と帰化選手のニック・ファジーカスを同時起用するビッグラインアップの時間帯も多かった。いざという場面でその高さを活かせることは川崎の強みになると篠山は言う。

「栃木は(ライアン・)ロシターと(ジェフ・)ギブスが非常に強力。その中で川崎が大きくアドバンテージを取れるのは、シェーンが3番ポジションで出る時間帯だと思います。そこを強調してできればと思う」
 
 CSの目標を問うと、篠山は「とにかく一戦必勝。1試合1試合集中して戦っていくことが目標です」と答えた。今季はその集中力で、試合を決める劇的シュートを何本もねじこんできた篠山。その働きも、“栃木超え”とさらにその先にある高みを目指す上では欠かせない。

文=吉川哲彦


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