◆「すばらしいチーム相手にいいプレーを見せているし、強豪をいくつか撃破してきたから、大きな自信を手にしたと思う」

 1月16日(現地時間15日)のマイアミ・ヒート戦。サンアントニオ・スパーズは2点リードで迎えた第4クォーターにショットミスが相次いで逆転を許し、最終スコア100−106で敗れた。

 勝率5割に届いていないものの、スパーズは2020年に入ってミルウォーキー・バックス、ボストン・セルティックス、トロント・ラプターズというイースタン・カンファレンス上位チームを下しており、直近4試合で3勝を挙げていたのだが、ホームで絶大な強さを誇るヒートを下すことはできなかった。

 それでも、この日はデマー・デローザンがフィールドゴール14投中12本を沈めて計30得点に5リバウンド7アシスト、5本の3ポイントを沈めたパティ・ミルズが21得点を記録するなど、計5選手が2ケタ得点を奪取。

 特にデローザンは、12試合連続で20得点、フィールドゴール成功率50パーセント以上を記録しており、好調を維持している。

 3ポイントが33投中成功10本の成功率30.3パーセントに終わったことで、「タフな敗戦だ。僕らのスリーが決まらないと、勝利することが難しくなってしまう」とラマーカス・オルドリッジは悔やんでいた。

 その一方で、デローザンは現状をポジティブに捉えていた。

「僕らはきっとうまくいく。今の成績は酷いけどね。僕らは正しい方向へと向かっている傾向にある。すばらしいチーム相手にいいプレーを見せているし、強豪をいくつか撃破してきたから、大きな自信を手にしたと思う。それに、(プレーオフまで)どれほど多くの時間が残されているか、皆が理解している」

 昨季まで22シーズン連続でレギュラーシーズン勝ち越しを決めているスパーズは、今季39試合を終えてウェスタン・カンファレンス9位の17勝22敗。ウェストは現在、8位のメンフィス・グリズリーズ(19勝22敗)から14位のサクラメント・キングス(15勝26敗)まで、7チームが4.0ゲーム内でひしめき合っている。

 エースを務めるデローザンがポジティブな姿勢を前面に出していることは、今後さらなる巻き返しを狙うスパーズにとっても、いい傾向にあると言っていいだろう。