◆通算3度の出場で2度の金メダルを手にした“キング”レブロンの出場は微妙か

 2月11日(現地時間10日、日付は以下同)。USAバスケットボールは、今夏の東京オリンピック2020へ出場する、アメリカ代表のロースター候補44名を発表した。

 この中にはケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)やカワイ・レナード、ポール・ジョージ(共にロサンゼルス・クリッパーズ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)といった超大物選手が名を連ねていた。

 そして最年長の35歳ながら、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)もそのリストに入っていた。2004年(アテネ)、2008年(北京)、2012年(ロンドン)と、3度のオリンピック出場を誇るレブロンは、08、12年と2度の金メダルを獲得した実績を誇る。

 レブロンは、クリーブランド・キャバリアーズの大黒柱としてチャンピオンシップを勝ち取った16年のリオデジャネイロ・オリンピックの出場を辞退しており、もし東京オリンピックに出場すれば自身4度目のオリンピックとなるが、現時点でその可能性は高くなさそうだ。

 同日に行われたフェニックス・サンズ戦後のロッカールームインタビューで、レブロンはこう語っている。

「(オリンピックに出場するかどうかは)いつだって2つのことが前提になる。1つは俺の身体だ。シーズン終了後、自分の身体がどう感じているか。俺は今シーズン、プレーオフで長い間プレーしたいと思ってる。そして自分の気持ちと家族がどの方向へ向かっているか。だから(オリンピックへ出場するためには)多くの要素が絡んでくる」。

 レブロンの選手としての実績、世界的な知名度と人気、そして影響力はNBAの中でも群を抜いていることは間違いない。もしレブロンがバスケットボールの会場となるさいたまスーパーアリーナでプレーし、アメリカ代表を金メダルへと導くこととなれば、キャリアにおけるハイライトの1つになるかもしれない。

 昨夏に行われたFIBAワールドカップでアメリカ代表は屈辱の7位に終わっているため、東京オリンピックではベストメンバーで臨むことが期待されている。その中で、アメリカ代表がどんなメンバーを送り込んでくるのかは、今後も大きな注目を集めることだろう。