3月23日、島根スサノオマジックは鈴木裕紀氏がゼネラルマネジャー付き特任コーチとして復職することを発表した。

 2017−18シーズンから島根のHCを務めていた鈴木氏は、今年1月に選手やスタッフへのパワハラが発覚し、2カ月間の職務停止処分を受けていた。今後のチームについては、引き続き河合竜児アソシエイトコーチが指揮を執るというが、クラブは同時に「B1残留という目標に向かって、あらゆる面での方策を検討する中で、鈴木氏の知見を活かしたい」としている。

 なお、再発防止に向けて、クラブは人権研修を受講したほか、コンプライアンス規程の整備や通報窓口の設置などに取り組んできたという。

 公開の発表に際し、鈴木氏はクラブ公式HPを通して以下のようにコメントしている。

「私の行動、言動で辛く苦しい思いをされた被害者の方に心よりお詫び申し上げます。また、選手・チームスタッフをはじめ、B.LEAGUE並びに島根スサノオマジックに関わる全てのみなさま、バスケットを愛してバスケット界を応援して頂いているみなさま、プロを目指している子ども達、すべてのみなさまの期待を裏切ってしまったことを重ねてお詫び申し上げます」

「私は、この職務停止期間で私自身のこれまでのバスケット人生や価値観、また指導方法や選手・チームスタッフとの接し方を振り返りました。一人ひとりを成長させたい、そしてチームを勝利に導きたい、というその一心で指導してきたつもりでしたが、私は、指導の中で一番大切にしなければいけない相手の気持ちに寄り添うこと、指導される側の立場に立って思いを伝えるという指導者として最も大切なことが大きく欠落していたことに気がつきました」

「これまで自分の至らなかった部分を見つめ直し、少しづつでもみなさまの信用を得られるよう、今まで以上の覚悟をもって今後の活動に取り組んでまいりたいと思います。この度は、誠に申し訳ありませんでした」