5月2日レバンガ北海道は、クラブ公式YouTubeチャンネルにて松島良豪の引退会見を実施した。

松島は、沖縄県出身の28歳。国士舘大学卒業後、兵庫ストークス(現:西宮ストークス)に入団。北海道には、2015年から加入し、在籍5年目となった今季は34試合に出場し、101得点(1試合平均2.7得点)、125アシスト(同3.7アシスト)をマークしていた。2018−19シーズンには、Bリーグ1試合最多アシストとなる1試合18アシストを樹立。オフコートでは“劇団松島”と題し、ファンの笑いを誘うパフォーマンスでも人気を博した。

 今回の引退会見は、『劇団松島 THE FINAL』と名付け、行われた。

 “最終公演”への思いを問われると「本来は、きたえーるの方でやる予定でしたが、なかなか本来の姿を見せられず、スタッフやパシスタの方に協力いただいて、オンラインでできる最善のことを考え、これが僕のできる最善のことだと思い、やりました。動画の出来は、素晴らしい出来ですし、よくこの短期間で一緒に作りあげれたことを嬉しく思いますし、自分のやりたいことが出来たのは、嬉しいですし、自分でも感動して笑えて、素晴らしい作品だと思います」と語った。

 一番印象に残っている“劇団松島”を問われると「皆さんはバブリーダンスが印象に残っていると思いますけど、僕の中では“ひょっこっりはん”が1番会場でウケていたんですよ。逆に1番スベっていたのは、横田CEOにやれっていったやつがどすべりしてましたね(笑)」と振り返った。

 最後に“劇団松島”への思いを問われれると「“劇団松島”という名前はファンの方からつけていただいた名前となっています」と名前の由来を話し、以下のようにファンへメッセージを送った。

「Bリーグの中でも“劇団松島”という名前が浸透していることは、本当にファンのみなさんありきの劇団だと思っています。決して、僕一人では出来ませんでしたし、きたえーるだからこそここまで出来ました。試合前にやるのは最初は大変でしたが、多くの人に支えてもらえたのは、みなさんのおかげだと思います。現時点で劇団はなくなってしまいますが、これからもレバンガ北海道をみにきたら、このように素晴らしいことが起きるというのを楽しみにしながら、ファンのみなさん、アウエーチームのみなさんも期待しながらやってきて欲しいと思います。今まで劇団松島を支えてくださったみなさん本当にありがとうございました」

 今季については「初めて開幕戦をホームで勝利出来たことは、レバンガの歴史を変えれましたし、千葉ジェッツさんに今まで勝てなかったのに、勝てたのは僕のバスケットボール人生の中でも嬉しかったことです」

 今シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、シーズンが中止。2020年3月15日に行われた川崎ブレイブサンダース戦が最後の試合となった。最終戦については「第1戦が中止になるというイレギュラーな形にでしたが、中断期間ではチームでいい練習、準備ができていたので、個人としてはすごく楽しみでした。第1戦が出来なかったのは残念でしたが、第2戦でみんなと練習してきたことが出せたかなと思います」と当時の気持ちを明かした。また、「スタッツに関しては0点でしたけど、4アシスト。僕らしいなと思います。人を活かすという美学でやってきたので、あの試合には折茂武彦選手にもアシスト出来ました。内田旦人選手とは、個人的に自主練もやってきたので、内田選手にアシストできたことはとても嬉しかったです」とコメント。

 また、対戦相手の川崎についても「個人的には藤井祐眞選手と篠山竜青選手が好きな選手なので、マッチアップできたことは嬉しかったです」と話した。

 印象に残ってる試合については、「いろいろあるんですけど、個人的な意見としては、昨シーズンのデイビッド・ドブラス選手がブザービーターを決めた試合」と回答。

「多嶋朝飛選手が怪我で、僕がポイントガードをして、多嶋選手の気持ちがすごくわかりましたし、責任を持ってプレーして、チームを率いて勝せられたのでよかったです」と話すように、ドブラスの“逆転弾”を松島が演出した。

 最後に現役生活での1番思い出を問われると選手との思い出を中心に以下のようにコメントした。

「オンコートに関しては真面目にやってきたつもりですし、特に今シーズン引退すると決めてからは毎日一生懸命バスケットに取り組めたかな。折茂さん、桜井良太選手、野口大介選手(サンロッカーズ渋谷)。そして、伊藤大司選手(滋賀レイクスターズ)、多嶋選手や橋本竜馬選手だったりといろいろな先輩に支えてもらいましたし、困った時に手を差し伸べてくれる良い選手ばかりだったので、本当に感謝しています。そして、後輩の牧全(横浜ビー・コルセアーズ)、山本柊輔、関野剛平(SR渋谷)、内田、中野だったりと僕がいうことに文句を言わず、ついてきてくれたので本当に感謝しています。同級生では西川貴之(三遠ネオフェニックス)やダニエル・ミラー(仙台89ERS)とはよく遊んでいましたし、その2人は感謝しています」

「指導者になるために大学院へ進学し、もう始まっていますが、わからないことばかりで、バスケット以上に難しい状況であります。これからもっと勉学に励み、アンダーカテゴリーに僕のバスケットの経験とこれから得る知識を還元していきたいと思います。これから素晴らしい選手を育成できるように、一人の人間として立派に生活できる選手を育成できるように、コーチ松島良豪を改めて応援してください。沖縄出身ですけど、北海道が大好きです!今までありがとうございました」

 なお、松島はCCO(最高コミュニケーションリーダー)に就任することも併せて発表。「僕がCCOとしてレバンガ北海道のコミュニケーションを円滑にしていきます。これからもレバンガ北海道CCO松島良豪をよろしくお願いいたします」とコメントを残した。