6月30日(現地時間29日、日付は以下同)。リーグの情報筋から得たものとして、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者はクリーブランド・キャバリアーズがジョーダン・ベルとの2年契約に合意したと報じた。

 7月31日からフロリダ州オーランドでスタートする今季の第二幕へ向けて、参戦する計22チームがケガで出場できない選手あるいは新型コロナウイルスの感染を危惧するなど家族を優先に出場を辞退する選手の代役として、フリーエージェント(FA)と本契約あるいは2ウェイ契約を結ぶことができるのは7月1日まで。

 キャブズはイースタン・カンファレンス最下位の19勝46敗(勝率29.2パーセント)のため、今季は事実上の終了となったのだが、7月1までは全30チームがFA選手と契約することが可能。ロースターに新たなビッグマンを加えることに成功したというわけだ。

 25歳のベルは203センチ97キロのセンター兼パワーフォワード。昨季までの2シーズンをゴールデンステイト・ウォリアーズでプレーし、2018年にはチャンピオンリングを獲得。昨夏FAとなったベルは、ミネソタ・ティンバーウルブズへと移籍。

 だが今年2月6日に4チーム間のトレードでロケッツへ移籍するも、翌7日にもトレードとなり、メンフィス・グリズリーズへ。3月3日にグリズリーズから解雇された後は、ワシントン・ウィザーズ傘下のGリーグチーム、キャピタルシティ・ゴーゴーへと所属先を変えていた。

 キャリア3年で154試合(うち先発は16試合)に出場してきたベルは、平均12.0分3.8得点3.1リバウンド1.3アシストをマーク。フィールドゴール成功率は56.3パーセントと、主にリング下におけるフィニッシュで得点してきた。

 もっとも、来季のキャブズにはケビン・ラブ、ラリー・ナンスJr.が契約下におり、アンドレ・ドラモンドもプレーヤーオプションを行使して残留することが確実と本人も口にしているため、ベルを加えたことでパワーフォワードとセンターの頭数はほぼそろったと言っていい。

 となると、今季終了後に制限なしFAとなるトリスタン・トンプソンの去就が気になるところ。ベルとの契約は、在籍9年目でチーム最古参のトンプソンとの再契約が厳しくなってきたと受け取っていいのかもしれない。