7月16日(現地時間15日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーのデニス・シュルーダーがフロリダ州オーランドの“バブル”と称される開催地から3〜4週間離れることになると地元メディア『THE OKLAHOMAN』が報じた。

 シュルーダーは妻エレンが第二子をみごもっており、出産予定日が8月5日から12日の期間のため、開催地から離れて家族のもとへ戻るという。

「妻がみごもってる間、俺は彼女から離れることはない。息子はまだ生後17か月だから、家族と共に過ごして彼女をサポートしていく。できるだけ家族のそばにいたいんだ」とシュルーダー。

 キャリア7年目のシュルーダーは、サンダーのシックスマンとして貴重な活躍を見せる26歳のポイントガード。今季はいずれもチーム3位の平均31.0分19.0得点に加えて3.7リバウンド4.1アシストを記録しており、チームの躍進に不可欠な戦力となっている。

 サンダーはウェスタン・カンファレンス5位の40勝24敗。プレーオフ進出はすでに決めており、7月31日から幕を開ける“順位決定戦”と称されるシーディングゲームで、サンダーは8月2日のユタ・ジャズ戦が初戦となる。

 8月15日のロサンゼルス・クリッパーズ戦まで計8試合をこなした後、20日からプレーオフのファーストラウンドがスタートする予定なのだが、チームメートたちはシュルーダーの決断を支持しているという。

 一度開催地を離れてから戻る選手は、4日間の隔離を経て復帰することとなる。もちろん、このケースは新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性反応が出なければという条件。場合によってはシュルーダーがプレーオフの初戦に間に合わない可能性もあるだろう。

「俺にとってはタフなこと」と切り出したシュルーダーは「俺はチームメートたちのことが大好きだし、バスケットボールを愛してる。でもいつだって家族が最優先になるんだ。俺はこの組織と共に、何か起こしてやろうと思ってる。これまでチームに対して多くを捧げてきた。子どもが産まれたら、俺は再びチームの一員として同じ目標へと向かっていく。一緒にやっていくよ」と胸の内を明かしていた。

 世界最高のプロバスケットボールリーグ、NBAでプレーする選手であろうと、家族を最優先にするのは誰でも同じ。チームメートたちもシュルーダーの気持ちを理解したに違いない。