8日、後楽園ホールにてMarvelous後楽園ホール大会『目覚めよ、その伝説〜I AM LEGEND AWAKENING〜』が開催。長与千種がマーベラス退団を発表し、女子プロレス界に新たな仕掛けを行うことを宣言した。

 この日は愛弟子の“信紅”彩羽匠とのシングルマッチを行い、彩羽がランニングスリーを叩き込んで師匠超えを果たした。その彩羽に長与は“真紅”とマーベラス代表の座を継承すると宣言。
 突然の退団発表に唖然とする所属選手たちを尻目に、長与は「やんちゃだって言ってるじゃん。やらなきゃいけないことがあるの。拝啓ブシロード様。あそこだけに、美味しい思いさせるつもりはまったくないんだよ。代表は辞めますけど、仕掛けはいっぱい作るんで楽しんでください。ブシロードが女子プロレスを選んでくれたことに心から感謝してます。すごく女子プロレスという名前が世にどんどん出ていくでしょう!その後ろから誰がついていきますか?違います横に並びますから。喧嘩はしません。俺マーベラスにいたら仕掛け作れない。新しく立ち上げるよ、女子プロレス実行委員会。仮名で何も決まってない。マーベラス代表取締役辞めてニュートラルな立場で、3年間おとなしくしてたけど、ブシロードさんのあの一言がなければ目をさますことができませんでした、いい子やってましたずっと。こっからは仕掛けます」とコメント。
 新日本プロレスと女子プロレス団体スターダムの親会社となったブシロードに宣戦布告を行った長与はマスクをかぶり、今後は素顔を隠しながら裏方として仕掛けに奔走するという。


 長与千種からプロレスだけじゃなく団体の代表取締役も継承することとなった彩羽は「彩羽匠は今の女子プロレス界、そして今後長与さんが仕掛けるであろうプロレスを思う存分楽しみたいと思います。遊びたいと思います!マーベラスを任せてください!先を進んでいく古巣の団体、自分は抜けた立場で逆に良かった。こうやって自分で考えさせてもらえて、女子プロレスが盛り上がるのは自分も大賛成ですし、ブシロードさんがついてどこまで行ってくれるのか期待感もあります。スターダムだけが女子プロレスって思われたらだめなので、そこに自分たちも横に並べるように良いライバルになりたいですね」と、古巣と自らの団体への思いを語った。

 長与は、さいたまスーパーアリーナで年末に行われるRIZINで女子プロレス7団体を集めたEXPOを開催し、14万人が来場するAnimeJapanでのプロレスもマーベラスとして開催経験がある。普通とは違う仕掛けを数多くしてきた長与の団体を、かつてスターダム4期生としてデビュー3戦目で宝城カイリ(カイリ・セイン)から勝利も奪っている逸材・彩羽匠が代表として継承。
 ブシロード旋風が巻き起こりつつあるプロレス界に、長与千種という台風とマーベラスという紅の熱風がどのような影響を及ぼすのか、今後の動きから目が離せない。