2日、無観客による「DDT TV SHOW! #1」(会場=DDT TV SHOWスタジオ)が動画配信サービス「DDT UNIVERS」で配信され、メインイベントでは元八角部屋の幕下力士である樋口和貞(31)が、遠藤哲哉(28)とのKO−D無差別級王座挑戦剣争奪戦を制し、同王座獲りを宣言した。

 現在、DDTではさいたまスーパーアリーナ大会でのメインでKO-D無差別級王座に挑戦する権利証として日本刀の形をした“挑戦剣”が存在している。
 樋口は、所属するユニット・イラプションの同志である坂口征夫から、同王座への挑戦剣を奪うよう指令を受け、剣保持者の遠藤に挑んだ。遠藤の関節技、空中殺法に手を焼いた樋口だが、持ち前のパワーでジリジリと追い詰めた。遠藤が勝負を懸けたシューティングスタープレスを交わして自爆させると、後頭部へのラリアット、ぶちかましとたたみかけ、最後はカナダ式背骨折りから、豪快な轟天を決めて3カウントを奪取し、24分を超える激闘を制した。

 マイクを持った樋口は「遠藤、やっぱ強いな。でも、結果はオレが剣を持ってる。ごちゃごちゃ言わないで、この事実を受け止めろ。刀は今オレにある。KO−Dに挑戦できる。願ったりかなったりだ」とアピール。

 同王座を巡っては、日時は明らかになっていないが、王者の田中将斗(ZERO1)に、坂口が挑戦する予定。当初、挑戦剣保持者は6月7日のさいたまスーパーアリーナで行使できるはずだった。同大会の開催は見合わせとなったが、同王座へ挑戦する権利は生きている。

 バックステージで樋口は「プロレスラー、プロレス団体は苦しい状況だけど、オレたちはプロレスを見せることしかできない。集中力を切らさずにやった結果がこれ。イラプションとして、征夫さんがKO−Dを獲って、さいたまSAはなくなったけど、オレが挑戦して、(勝って)上がっていきたい。赤井(沙希)さんも、(おきばりやす)七番勝負で勝ち越してほしい」と話し、DDTの頂点獲りを口にした。

 一方、挑戦剣を失った遠藤は「あんなのオレには必要ない。強いヤツがチャンピオン。オレが絶対田中から、KO−Dを獲り返す」と雪辱を期していた。

 なお、DDTプロレスリングでは、2日から23日まで、4週連続で土曜の午後7時から、「DDT UNIVERS」で「DDT TV SHOW!」を配信する。